乳幼児の睡眠が危ない

<赤ちゃんの睡眠が危ない> 

調査によると、日本の赤ちゃんは世界一睡眠時間が短いと言われています。原因は親の知識不足と日本の住宅に特有な天井照明を主とした住居環境によると思われます。赤ちゃんはすやすやと眠っていると親は思っています。ところが、天井照明からの光は易々と赤ちゃんの瞼を通過し網膜、そして脳を刺激します。その結果、赤ちゃんは熟睡できず、夜泣きをしたり、機嫌の悪いことが多かったり、原因不明の体調不良に陥ったりします。

世界一多いと言われている日本の幼児のADHDの原因として、赤ちゃん時代からの睡眠不足が幼児期にもつながっていると考えられます。どの家庭でも夕刻から点ける天井照明から赤ちゃんを守る遮光ホロ付きベビーサークルは大切なアイテムです。積極的に宣伝、販売してもらうことをメーカーに希望します。

<人は昼行性動物です>

3歳で体内時計は昼行性リズムとなります。 

新生児期の赤ちゃんの夜眠って昼間起きるという概日リズムは生後3ヶ月頃から作られ始め、6ヶ月を過ぎると夜まとまって長時間眠るようになります。そして、幼児の体内時計は2歳頃には完成すると考えられています。

 

・1歳 1415時間 

・2歳 1314時間 体内時計の完成 

・3~5歳 1213時間 朝決まった時間に起きる

・6~12歳 912時間 より早く寝させることへの努力 

<理想と現実のギャップ>

母親が働いている場合  

両親が無関心な場合

⇒幼児の入眠時刻は遅れます。 

 

<増えるスマホで遊ぶ乳幼児>

脳が急速に発育する時期に、親の知識不足・無関心、親のスマホ依存、親の離婚など、劣悪な睡眠環境に育った幼児の脳は健全な発育過程に支障をきたす恐れがあります。

親の愛情を肌で感じて育つのが当たり前の時代から、親子のスキンシップは減り、スマホを与えておけば幼児は遊んでくれる、大人は幼児をあやす道具としておもちゃ感覚でスマホを与えているケースが増えています。

幼児にスマホを与えた親の責任は重いです。 

寝ているはずの子供がスマホで遊んでいます。

<幼児の健康睡眠に向けて>

 ~眠育・保育への取り組み~

 

Point1 家族揃って朝ごはん

日曜祝日も怠けず朝起きし、子供部屋のカーテンを開け、いつも通りの朝ごはんを摂りましょう。バランスの取れた朝ごはんは日中の活動と夜の良い睡眠につながります。朝のトリプトファン摂取は昼間のセロトニン、夜のメラトニンを増やし、睡眠の好循環につながります。

  

Point2 日中はしっかり外遊び

赤ちゃんにとって、畳や床の上で手足のバタバタ、ハイハイ運動、自分で歩けるようになれば幼児の足に合った靴を選び、母親と昼間一緒に公園などで自由に歩き、走り、体を疲れさせることは大切です。

  

Point3 昼寝の習慣

赤ちゃん、幼児が気持ちよくお昼寝できるよう部屋の温度、湿度、騒音、明るさを調整してください。年齢にもよりますが、お昼寝は1時間以内の短時間睡眠がおすすめです。

  

Point4 保育園や幼稚園に備えてください

保育園や幼稚園に入ると登園時間が決まっているので朝起きる習慣への助走を始めてください。夜7時に寝て、朝7時に起きるリズムを作りましょう。

 

Point5 寝る時刻になる7時に天井照明、テレビを切ってスタンド照明に切り替えてください

両親の生活は窮屈になりますが子供の睡眠の質を向上させるためには、パパとママの理解と努力が必要です。 

パパの帰宅時間が遅い場合、パパを待たず子供の睡眠を優先してください。この努力を怠ると愛するベビーは落ち着きのない問題児となる恐れが増えてきます。

<睡眠とホルモン> 

まず親が睡眠についての正しい知識を持つことが大切です。

睡眠には私たちの体と心を支え、守るメンテナンスという大切な働きがあります。

睡眠中には抗酸化ホルモンメラトニンと成長ホルモンが分泌されます。

この2つのホルモンは赤ちゃん、子供の健康な成長に不可欠です。 

 

必要な睡眠が削られたり、睡眠の質が悪化すると自律神経リズムに影響を与えます。成長の遅れ、原因不明の体調不良、情緒不安、イライラ、集中力低下などをきたすようになります。

幼児・子供の脳で分泌されるホルモン、メラトニンと成長ホルモンは夜間大人の数倍多く分泌されます

<日本は突出して 子供のADHDの多い国>
2019
年国連子ども権利委員会は日本政府に対し、以下の内容の勧告をしてきました。  

Committee on the Right of the Child examines the report of Japan 17 January 2019

 

- 過剰診断 過剰治療への懸念と警告 - 

日本では問題行動のある子供に対する注意欠陥・多動性障害の診断および精神刺激薬メチルフェニデートによる治療が増加しています。注意欠陥・多動性障害の疑われる子供の診断が徹底的に吟味されること、薬物の処方は十分な吟味と個別アセスメントを得た最後の手段として行われること、子供とその親に対して薬物の副作用および非医学的な代替的手段について適正な情報提供が行われることを保証するとともに、注意欠陥・多動性障害の診断および薬物処方が増加している根本的原因についての研究を実施することを勧告します。 

<発達障害と間違われやすい幼児の睡眠障害>

 ~増える発達障害もどき~

 睡眠不足により集中力がなくなった結果として、園児に多動や衝動的行動の現れることがあります。その行動がADHDと似ているため間違われることがあり、なかには保育士からの通報で医師からADHDと診断されるケースがあります。乱れた睡眠を是正することにより、症状は軽快します。

1歳を過ぎたら徐々に午後7時~午前7時まで眠るようにし、登園に備えましょう。 

1歳を過ぎたら親の生活リズムと独立した幼児の生活リズムの支援に努力しましょう。

5項目該当する幼児は睡眠障害の可能性があります。

家族はテレビの騒音、照明のつけっぱなし、大きな声での会話や長電話など、幼児の睡眠環境への配慮をお願いします。

文部科学省の調査資料から> 

   ADHD(注意欠如・多動性障害)

2019年=24,709名、2009年=4,013

10年で6倍!

   学習障害

2019年=22,389名、2009年=4,726

10年で5倍!

   自閉症(自閉スペクトラム症) 

2019年=25,635名、2009年=8,064

10年で3倍!

ADHD10年で6倍、学習障害:10年で5倍という文部科学省の調査データは異常な増加です。国連子ども権利委員会の警告の通り、スマホの影響、睡眠不足の影響によるADHDもどき、学習障害もどきが多数含まれているのではと多くの有識者は疑っています。

<園児のADHD

睡眠障害による脳の発達障害の結果、保育園、幼稚園で保育士さんに落ち着きがなくじっとしていられない、歩き回ったり騒いだり衝動的で、他の園児とは異なる印象を与える子供が増えてきました。困った保育士さんは保護者に連絡、保護者は発達障害外来を称する医療機関を受診します。医師は手順に則り、ADHDと診断、大切な睡眠指導と行動療法を省略、安易な薬剤処方が懸念されています。

  

<幼児の行動療法> 

家族療法 箱庭療法 絵画療法 音楽療法など、20世紀に確立した子供の自由意志を尊重するプレイセラピー(遊戯療法)の治療効果は世界中で認められ、311歳を対象に行われています。

粘土遊び 

子供は予想外な出来栄えに不思議を感じます。 

日を変えると別の箱庭ができピタッとくる感覚に目覚め喜びを増やしていきます。砂場遊びも同じです。

なぐり書き

切り絵 貼り絵

コラージュ療法は切り絵貼り絵療法とも言います。思いがけない出来栄え(表現)との出会いの喜びは治療効果が大きく、言葉を使わないため治療に対する抵抗が少ない利点があります。

<参考資料>

・プレイセラピー入門  丹 明彦著    

・マンガでわかる家族療法  東 豊著

 

<発達障害と診断されたら> 

日本での発達障害の定義は平成16年に制定された発達障害者支援法によって定められており、世界保健機構WHOの国際疾病分類第10版の基準に準拠しています。生活習慣を含め基準に従って正しく発達障害ADHDと診断された場合、親は前に向き希望をもって子育てに努めてください。子供がADHDだからといってお先真っ暗ではありません。ADHDの子供にも明るい未来が待っています。あっと驚くアイデアで技術革新に参加した人、斬新な発想でベンチャー企業を立ち上げた人などがいます。ADHDへの偏見を捨て、発達障害に寛容で包容力のある社会が求められています。

自閉症スペクトラム症と注意欠陥・多動症の区別は専門家でも迷うことが多いようです。上記3つの円を一括りにして発達障害という大きなくくりでとらえる日本の慣習はそれほど間違っていないと言われています。

 

発達障害もどきは先に述べたように、どう子育てをするかは両親や先生が主役です。

本物の発達障害の子育ては子供が主役という信州大学の本田秀夫著「子供の発達障害 どんな大人になるかは育て方次第」は参考になります。

子供の睡眠が危ない

<人類の最古の遺跡30万年前>

ホモサピエンス、人の痕跡を探していた考古学者たちは発掘された石器から約30万年前とほぼ断定しました。人類は言葉と簡単な記号と表情を使い、人と人とのコミュニケーションを発達させ集団で焚火を囲んで生活していたことがわかっています。現在のモロッコにあたるサバンナ地帯で発見された石器を調べることで、彼らの生きた時代がわかってきたのです。 

 

30万年の歴史のうち、農耕生活に移行するまでの29万年は狩猟・採集生活でした。狩猟・採集に必要なのは視力です。そのためブルーライトを感受する特別な細胞を目の奥にある網膜に進化させ、視力を高めてきました。人は嗅覚を鼻腔の天井奥に小さくしまい込み、嗅覚を犠牲にして視覚を優先進化させたのです。

 

<人の目は光を求めて進化した>

 

<過剰な光が脳を疲労させる>

エジソンが白熱灯を発明し150年、普及して100年、スマホが普及しわずか10年です。この10年、光過剰の世界となりました。30万年かけ光を求めて発達した目の網膜細胞は、この10数年の過剰な光に適応できず疲れています。過剰な光は時計遺伝子の集まった体内時計を混乱させ、睡眠のリズム、自律神経のリズムを乱します。

<児島湾干拓地の子供たち>

私が小学校1年生の頃、この地には浦安という町名がありませんでした。ここは福田地先と呼ばれていました。私が4年生の頃に福浜小学校浦安分校が誕生しました。私たちは福浜小学校に通っていました。当時の福浜小学校は1クラス50人、4クラスありました。この内3クラスの級長が浦安の子供でした。当時福田地先の子供は頭の良い子が多いがなぜだろうと話題になったものです。今になって思えば、答えは明白です。それは長い道のりを歩いて登校したからです。そのためには朝早く起きて、朝ごはんをしっかり食べて登校する必要がありました。このため、必然的に夜早く寝る習慣になっていたのです。小学生のほとんどは9時前消灯、6時過ぎ起床し9時間以上の睡眠をとっていたのです。福田地先の子供は頭が良い理由は早寝だったのです。

 

<ゲーム、スマホの魔力に負ける子供たち>

今の子供は遅寝です。10時消灯する子は減ってきています。遅い子は11時、12時と遅寝です。原因となっているゲーム機、スマホの保有率は小学5年生で半数、中学2年生で8割を超えます。今は8時間寝ない子供が増えています。学校に遅刻する子供、忘れ物の多い子供、イライラ落ち着きのない子供、体育を休む子供、そして不登校の子供も珍しくなくなりました。 

寝ないとNFになるという言葉を耳にします。私は寝ないとNSになると注意を呼び掛けています。NSとは寝ないと成績が下がる、寝ないと身長が下がる、寝ないと体力が下がる、寝ないと視力が下がる、など睡眠を粗末にすると成長ホルモンが減少し損することばかりです。

 

<世界が心配 睡眠教育を軽視した国 日本>

日本政府は世界保健機構WHOから度々睡眠教育充実の勧告を受けてきました。この50年、睡眠教育空白時代が続き、睡眠教育を受けていない親が子供を育てる時代となりました。子供の睡眠不足は深刻化し、体力、集中力の低下が目立つようになりました。

 

 <なぜ睡眠は8時間なの>

睡眠は大切な生命活動のひとつ、睡眠なしには人は生きられません。人は1週間の絶食はできても、1週間の断眠はできないことは経験上知られています。人はなぜ眠るのか専門書には必要な睡眠時間はおおむね8時間、その始まりは太陽が沈んで2時間後から始まるとあります。人類が進化の過程で、覚醒を優先し、睡眠をぎりぎりまでけずった結果が8時間です。

睡眠をコントロールしているのは時計遺伝子です。目の後ろにある視交叉上核という時計遺伝子の集まった体内時計が太陽と連動し時を刻んでいます。時計遺伝子を映像で見ると、夜10時になると活動を停止し、太陽が昇る朝6時に活動再開します。この間が8時間です。成長ホルモンがたくさん出る子供の時計遺伝子は夜9時に活動を停止します。大人より1時間早いのが特徴です。

危険なサバンナで暮らす野生動物たちは立ったままの睡眠です。しま馬も立ったまま寝ますが、群れの中の馬は横になって寝ます。立ち上がるのに時間のかかるキリンは立ったままの短い睡眠しかとりません。野生動物は命がけで睡眠を確保しているのです。ところが、人は自然に反し地球の自転太陽に逆らって睡眠を粗末にしています。

時計遺伝子の話>

地球上に生息する細菌から魚類、爬虫類、昆虫、哺乳類など全ての生き物は光を感知する時計遺伝子(体内時計)を持っています。人間だけが特別な生き物ではありません。全ての生き物は地球の自転24時間と同期した時計周期を持っています。人間も地球の一部であり、24時間の自転周期と仲良く生きてきました。これからも仲良く生きなければなりません。日が暮れてもクラブ活動や塾やテレビ・スマホなどで消灯時刻が遅くなる子供が増えています。時計遺伝子の集まった体内時計は眼球の後方、交叉上核にあります。この体内時計、視交叉上核のすぐ隣に自律神経の中枢、室傍核があり、両者はお互い情報をやり取りしています。子供が寝るべき時間に寝ない遅寝をすると時計遺伝子は混乱します。その混乱は隣の室傍核に波及し自律神経のリズムが乱れます。子供が朝元気に起きてこない、起きると立ち眩みを起こすなど体の不調につながり、学校への遅刻、なかには不登校に陥る子も出てきます。 

<前半の睡眠、後半の睡眠> 

時計遺伝子により睡眠の前半はノンレム睡眠を主体とした深い睡眠です。後半はレム睡眠を主体とした浅い睡眠です。興味深いのはレム睡眠です。レム睡眠は急速眼球運動を伴う睡眠のことで、Rapid Eye Movement Sleepと言います。まぶたの下で眼球がきょろきょろと動き回っているのが見えます。オトガイ筋をはじめとする全ての骨格筋が弛緩し体の動かない状態での浅い睡眠です。このため、怖い夢を見ると金縛りを経験します。脳にとって睡眠は筋肉を弛緩させ人が動けないようにしてまで確保する大切な時間です。前半の深い4時間の睡眠だけで人は生きていけますが、記憶、学習、分析、考察、手足を使った巧みな技術の習得などには後半の浅い4時間の睡眠を必要とします。時計遺伝子に従順な乳幼児は12時間以上の睡眠を、学童低学年の子供は10時間以上の睡眠をとっています。この年齢は必要な睡眠時間を確保できるため脳は急成長します。

図は脳が必要とする8時間の睡眠パターンです。

<睡眠時間と学習成績について> 

文部科学省の行った大学に合格した受験生の成績と就寝時刻との関係についてのわかりやすい報告があります。中学受験、高校受験でも同じです。

真ん中から上の上位合格者は10時25分~10時33分の間に就寝しています。

真ん中から下の下位合格者の中でも上位合格者は10時55分に就寝、最下位合格者は11時20分と最も遅くに就寝しています。

<スマホ依存 睡眠不足により失うもの> 

東北大学の研究では518224名の3年間にわたる脳の発達をMR画像により観察したところ、毎日スマホを使う子供は脳の成長が止まっているという怖い事実が判明しました。また、使うアプリの数が多い子供ほど学習に集中できなく、成績に悪影響を与えていることもわかりました。

赤い部分は傷害された脳を示しています。詳しくは、『最新研究が明らかにした衝撃の事実―スマホが脳を「破壊」する』 川島隆太、Impact of frequency of internet use on development of brain structures and verbal intelligence: Longitudinal analyses. Takeuchi et al., Human Brain Mapping 2018 DOI: 10.1002/hbm.24286

私がおすすめする本はアンデシュ・ハンセンによる「スマホ脳」新潮新書 2020.11です。この1冊で目からうろこ、私自身スマホの使い方を変え、スマホOFFを意識するようになりました。

<魔薬と言われるスマホ>

スマホはいつ与えたらよいのか 

この子は大丈夫と思ってスマホを与えても、快楽ホルモンドパミンを増やすスマホの魔力に負けてしまいます。マイクロソフトのビルゲイツは娘さんに14歳までスマホを与えなかった話は象徴的です。14歳で与えても被害を受けます。大学に合格したからと祝いにスマホを贈ったところたちまち進級できず留年してしまった話は随所にあります。

 

<スクリーン対策とウォーキング>

テレビ、パソコン、タブレット、スマホなどスクリーンを見る時間を家族のルールとしてみんなで話し合うことは大切です。夕食時にはテレビを消す、食卓にスマホは持ち込まないは最低限のルールです。

常時スマホONの状態を常時OFFの状態にもっていく方法があります。やる意志さえあれば簡単です。日に2030分、子供と一緒に歩いてください。ときには家族で半日の低山歩きもおすすめです。運動習慣が家族に定着すると不思議な効果が現れます。子供の朝の寝起きが良くなることに気づかれるはずです。家族で歩く運動習慣は手軽にできるスマホ対策と言えます。歩けばたった5分で脳の疲れが取れるとまで言われています。 

 

<スマホ依存 睡眠不足からの脱出>

脳は8時間という限られた睡眠(休息)で真面目に働いて人間の活動を支えています。この睡眠を粗末に扱い出すのは10歳を過ぎた遊び盛りの子供たちです。夜になり脳は眠りたいのに、子供たちはスマホで目の間近から光を入れ、イヤホンで耳から騒音を入れ、遠慮なく睡眠を困らせます。この仕打ちに脳は怒ります。脳は大切な情報を勝手に消去したり、嫌な記憶の消去を怠って気持ちをイライラさせたり、悪夢や便秘で困らせたり,記憶の固定をサボってテストの成績を悪くしたりと、色々しっぺ返ししてきます。

睡眠の大切さが分かった今日からは脳の8時間眠る権利を守ってあげましょう。スマホ依存から脱出する妙薬はありません。『汝の敵は汝なり』です。ゲーム・スマホの魔力に打ち勝つ強い心を育てるしかありません。

最低限スマホを寝室に持ち込まないことです。

8時間睡眠を尊重し成長ホルモンを浴びて身長を伸ばしてください。 

スマホから自分を取り戻し、充実したSchool life を楽しんでください。